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バスクラのレッスン
大分前ですが、バスクラを購入して、一度はレッスンを受けておこうと思って、並クラの先生に紹介してもらって、某先生のところに行ってきました。細かい話を公開すると営業妨害になると思うので、全体として言われたこととしては、並クラを吹くのと変わることはない、変えてはいけない。例えば、低い音を出すときに不必要にのどをあけるようなことは良くない、ということでした。レッスンは大変参考になり、先生の音を聞かせてもらって本当のバスクラの音がどんなものかがよくわかりました。で、レッスンの最後に自分の仕掛けを見てもらったのですが、マウスピースがイマイチだねー、とかいろいろ言われました。レッスンは大久保の某楽器店でやったのですが、その楽器店で先生選定のマウスピースとリガチャー等購入してしまいました。と、すっかりお店のカモになってしまったのですが、まあ、それなりによくなったからいいか・・・と割り切ったのでした。
バスクラリネットについて
先日クランポンのバスクラリネット(Prestige)を吹く機会がありました。(個体差はあると思いますが)非常に吹きやすい・・・というか軽い。普通のクラリネットの抵抗感に近い。最低音まで均一にすっと出ました。うーん。これはなかなかよい。ただ、すっと出る分音の深みが欠ける感じもないではないです。音色についてはセルマーのほうが好みかもしれない。
自分の購入したセルマーが低音に関して調整不足だということが判明したので、さっそく調整に出してみました。その結果・・・マシになりましたが、最低音等はすかっとは出ません。うーん。セルマーの楽器の特性なのか、自分の買ったのがイマイチなのか、よくわかりませんが、低音に関しては、少し奏法の工夫でカバーするしかありません(というか単に下手なので練習しなきゃいけないというレベルですが)。まあ、そんなに使いませんけどね。
Myバスクラデビュー
明日というか今日フランクの本番ですが、先日購入したMyバスクラリネットのデビューとなります。機種はセルマーのPrivilege(low C)です。クランポンも最近良いと聞くので迷ったのですが、バスクラというとセルマーのイメージが強く、知り合いにも持っている人多いし、並クラもセルマーだし、いいかと思って、そうしました。この楽器が良いのか悪いのかは正直まだあまりよくわかりません。とりあえず以前使っていた団のルブランの楽器に比べると劇的に吹きやすくなりました。今時のバスクラリネットってこんなに進歩しているんだとちょっとびっくりしました。まず楽器が小さく感じる。キー配置が改善しているせいか、普通のクラリネットを持った感覚に近いです。楽器を加える角度がクラリネットっぽくなっている。高い音出やすい。レガートつながりやすい。昔をそれほど知ってるわけではありませんが、普通の楽器っぽくなった気がします。楽器を買ったと同時にマウスピースをB40からC85-125に変えました。前より素直に音が出る感じで吹きやすくなりました。
とはいえ、バスクラ初心者であるのは変わらないので演奏の出来にそれが反映されるかは定かではない・・・本番終わって時間できたらレッスンに行こう・・・(次に備えて)
ニールセン 交響曲第四番「不滅」
クラリネットにとっては見所満載のおいしい曲です。2楽章は全く同じパターン(へろへろする16分音符)をA管とB管で吹かなきゃいけないのが面倒(別に持ち替えできないわけじゃないから同じ管でやってもばれないかもしれないけども)。以下JAO宮崎大会の抜粋。
第一楽章
主題の提示あたり
でかくなる前のP
第二楽章
出だし(A管)
下降音型
Flと
再現部(B管)
最後
第四楽章
一瞬ソロ
ひさびさの録音up(第593回)
R-09(Roland)を購入したので、録音をしやすくなりました。ということで、前回演奏会を・・・。
一楽章のA管のソロ:ふつう。弱音での緊張感はイマイチ作れなかった
一楽章のB管のソロ:がんばったら音が歪んだ・・・。自分としてはあまりしないタイプのミス(がんばらないので)。その割にはダイナミクスがない。特に最初のdimが全くわからない・・・。がっかり。
三楽章のソロ:音程が少し気持ち悪いところがある。Cisの音が失敗している。素直にB管でいくべきだった。
三楽章の主題:ひかないようにと思ったら少しでかすぎた
四楽章の主題再現:音を押すのがよくない
R-09で録音(16bit 44khz)→SoundEngineで切り出しと音量補正→午後のこーだでmp3化
となっています。
趣味悪いとは思いつつ。
マウスピースを変えてみて
自分はクラリネットを始めたときから、開きの広くてがばがば息が入るマウスピースしか使ったことがないので(HS**→HS**クリスタル→A2クリスタル→B40→B40→B40)、M30ですら変えるのは大変なことだった。でも変えてわかったことは、クラリネット奏者はマウスピースに限った話じゃないが、すべてにおいて、安定性と柔軟性の二者択一を常にせまられてるということだ。柔軟性を選べば、不安定さがつきまとう。しかし、そのリスクの代償としていろんなことを試すことができる。音色の変化だったり、レガートのかけ方とか・・・。安定性を選べば、音程もよくなるし、安定した演奏ができる。しかし、個性を犠牲にせざるを得ないだろう。リスクをとらなきゃつまらない演奏になりやすいということだ。まあ、不安定なセッティングでやれば、それだけ演奏で苦労するから音楽に頭が回らなくて、演奏もへったくれもないかもしれないが。クラリネット教師が安定性を重視するするのはそういう理由なのだ。今考えると、高校のときに、初心者にB45を吹かせていたのなんて結構おそろしい話で。気の毒なことしたか・・・。今まで奏法の安定性を得るのにすごい苦労して、かなりの量のロングトーンしたりとか、それは、極めて不安定なセッティングでやっていたからなのだった。安定したセッティングでやれば、少し楽することはできる。今まで吹いててそれほど苦しいと思ったことはなかったけど、かなり息を使っていて、ブレスは伸びないし、長時間の演奏も厳しかったということがわかった。元々、非効率なアメ車的?な演奏をしたいと思っていたので(息を贅沢に使うということ)、M30を使うとそれからの変化は大きかった。
試行錯誤中
今日はまた昔のB40を取り出して吹いてみた。これで未完成はいくかもしれない・・・。一週間前なのでリスクだけど、練習で試してみて・・・
息の流れの修正は少しできてきたような気がするから、もとにもどそうかなと・・・
(開きが広いマウスピースでは、息が簡単に入りやすいので息の使い方が下手になりやすい)
バラキレフ/交響詩「タマーラ」(第583回演奏会)
曲 目:バラキレフ/交響詩「タマーラ」
Cl編成:クラリネット×3
使用管:1st・2nd B+A管。3rd A管
概 要:ロシア的な曲だが、1st クラリネットは高音域を多く使い、結構ハード(最高音は、実音のhigh A)。3rdクラリネットはソロクラ的な扱い(A管のみ)で、独立で他の木管とかけあいもあるのが特徴。
ソ ロ:(第583回横響演奏会)
・序奏中のソロ。ロシア的な感じ(急がないように気をつけたけどちょっとよたった)
・終結部のソロ。(上手に上にあがろうとしたらちょっと抜きすぎた)
こんな書き方をすれば、今後、この曲をやってみようかどうかという判断に少しでも役立つのではなかろうか・・・