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グールドのフーガの技法

 バッハ/Die Kunst Der Fuge.1-9: Gould バッハ/Die Kunst Der Fuge.1-9: Gould
販売元:HMVジャパン
HMVジャパンで詳細を確認する

バッハのことはよく知らないけれど、フーガの技法はバッハの最高傑作の1つではないかと思う。最後の曲は、未完に終わったことが本当に悔やまれるすばらしい曲だ。
さて、自分はグールドを結構好きだ。ゴールドベルク変奏曲は名演だと思うし、プロコフィエフやスクリャービンもいい。マイスタジンガー前奏曲や運命といった編曲物も嫌いじゃない。
グールドはバッハの録音を多く残しているが、フーガの技法については、このCD・・・オルガンで9曲・ピアノで4曲が残されているだけだ。この理由は不明だ。グールドはフーガの技法があまり好きではないのか?
オルガンは、コントラプンクトゥス第1番〜第9番。最初のほうはえらく軽薄に始まったので、やってしまったかなと思ったが、だんだんとのってきて、第9番はそれなりにおもしろい演奏になっている。
ピアノは一転して、超遅いテンポでスタート(オルガンの2倍近く)。出来はピアノのほうが良いように思える。

次回の出番(第614回横響定期演奏会)

次回は、ペレアスとレクイエムの両フォーレの1stです。ペレアスの(久々の)ソロにご期待ください!(レクイエムは1曲しか出番がない。けど多少目立ちます)。久々の音楽堂ですので、ご注意下さい。
平成21年度定期演奏会予定.
2009年4月22日(水) 第614回定期 県立音楽堂 午後7時
【合唱】
1. 交響曲 ハ長調 ビゼー
2. 組曲「ペレアスとメリザンド」 フォーレ
3. レクイエム フォーレ
独唱 ソプラノ 瀬尾美智子
   バリトン 多田 康芳
合唱 横響合唱団
指揮 甲賀 一宏

ヒビキ・ハナ・マ by クセナキス

 /Electronic Works Vol.2 /Electronic Works Vol.2
販売元:HMVジャパン
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最近、クセナキスにはまっている。このDVDに入っている「ヒビキ・ハナ・マ」(=「Reveberation・Flower・Interval」)は、武満徹の委嘱によって、大阪万博の鉄鋼館のために作曲されたものだ。800超のスピーカーを持つ特殊な会場である。それを5+1チャンネルにリミックスしてある。曲名だけは知っていたが、こうやってDVDで入手できるようになるとは良い世の中になったものだ。しかし、残念ながら自宅ではステレオしかないので、雰囲気だけ・・・。でも音が飛び交っている様子はよくわかる。
映像も見られると楽しみにしてたけど、音だけでちょっと残念(Vasarelyだけは映像作品なので絵が入っている)。

DSでシンセ

KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売) Video Games KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売)販売元:AQインタラクティブ
発売日:2008/07/24
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購入した。DSでアナログシンセサイザーをやってしまおうというものだ。これが意外に本格的。結構な音作りができるらしい。これから遊び倒してみる・・・

高橋アキのクセナキス


クセナキス (1922-2001)/Comp.piano Works: 高橋アキ
すさまじい演奏だ・・・。

mp3ファイルのテスト

さて、mp3ファイルをアップすることができるようだが、うまくいくだろうか。
JAO宮崎大会のニールセン不滅の2楽章

メシアン演奏の豆知識

メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」の第三曲「鳥たちの深淵」はクラリネットソロのために書かれています。6分程度の曲ですが、現代っぽい曲としては難易度はそれほど高くないので、素人でも手を出すことができます。自分は一度、会社の仲間との内輪の発表会で披露したことがあります。

武満の名演:フランス人と日本の心

ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲
武満 徹:カトレーンII
メシアン:世の終わりのための四重奏曲

ポール・メイエ(クラリネット) / エリック・ル・サージュ(ピアノ) / 矢部達哉(ヴァイオリン) / 向山佳絵子(チェロ)

を聴いてきました。メシアンがメインの演奏会にも関わらず、最も印象に残ったのはカトレーンでした。カトレーンはピーター・ゼルキン+ストルツマンらの四重奏TASHIのためにかかれたものです。TASHIの演奏のみがCD化されていますが、私はあまり感心しませんでした。甘すぎると思いました(演歌調)。自分は武満をあまり好きではないのです。何というか、何でそんなに泣かないといけないのだろうと思ってしまうことが多いのです。

しかし、この演奏は、歌いすぎることなく、非常に抑制された日本の美意識を感じさせるものでした。そして、よく指摘されるドビュッシーの影響よりも、むしろ、ウェーベルンやケージの影響を感じさせるものでした。

これを普段非常にソリスティックな演奏をする、フランス人であるメイエがやってくれたことに大変な意義があると思います。彼は日本の美意識を正しく理解していました。録音がされることが期待されますが、今日日の不況のおりではなかなか難しいかと思います。

次回の出番(第613回横響演奏会)

次回は何とクラリネットの出番が2パートしかなく、私はおやすみ・・・ということになってしまいました。ベト7やりますので、のだめファンは要チェックを・・・(今度はもうちょっと人来るかなあ)。

青少年のための音楽会 第613回定期演奏会
【交響曲の流れ(1)】

1.シンフォニア ニ長調 Wq 183-1C. P. E. バッハ
2.交響曲 第94番 ト長調「驚愕」ハイドン
3.交響曲 第7番 イ長調ベートーヴェン

管弦楽 横浜交響楽団
指揮  甲賀 一宏
日時  平成21年3月15日(日) 開場/午後1時15分 開演/午後2時
会場  青少年センターホール JR・市営地下鉄「桜木町」駅から徒歩10分
入場料 1,000円(全自由席)
前売所 読売プレイガイド・横浜高島屋チケットショップ
主催  横浜交響楽団 共催/横浜市市民活力推進局

第612回横響演奏会終了

報告が遅れましたが、演奏会終了しました(2/8)。今回はプログラムが地味だったこともあり、新春コンサートとしては横響史上最低の入場者数だったそうです(300人程度)。でも、そんな中で来ていただいた皆様には、大変ありがとうございました。

自分の出番は、ハイドンの「ロンドン」シンフォニーの1st(とアンコールの威風堂々の2nd)でしたが、このころのクラリネットの扱いとは、木管というよりは、金管の補強みたいな感じで、ほとんど目立つ箇所はないのでした。

威風堂々はバスクラをやるのが面倒だったんでカットしちゃったんですが(自分はロンドンの後にバスクラが入るようなアンコールをやる神経が信じられなかった・・・あ、いや・・・ごめんなさい・・・。私が悪いんです・・・。コントラファゴットもカットだったし・・・)、それを他の低音楽器が埋めてくれるわけでもなく・・・、中間部の直前では音がなくなりそうになり、少しだけやらなかったことを後悔しました。同じ団員とはいえ、信用するものではないものです。今後は面倒でもちゃんとやるようにしましょう・・・。

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