もうすぐWWDC
日本時間だと11日の午前2時ごろか。MacBook Pro Retina 13inchを最近買った身としては、モデルチェンジは複雑な心境。Retina 13inchは、悪くはないけど、何か微妙なマシンだった。微妙に(重量が)重いし、微妙に熱いし、微妙に遅いし・・・。何かちょっとバランスが悪いという感じのマシン。自分も、これ一台ですべてを賄おうとしたのが間違いだったかも。自分がAppleで一番好きなマシンはAir 11inchなので、素直にそれにすればよかったか・・・
ウィジェットがほしい
次のiOSとOS Xにかなり期待しているのはウィジェットである。ウィジェット的なものは昔からOSにとりこもうとされていたけど、あまり成功していなかったと思う。AndroidとWindows8になってようやく座りのよい感じになってきた。今のOS Xにはウィジェットがあるけれども別の専用画面で動くという使えないもので、iOSは通知はできたがウィジェットはまだないという状況だと思う。ウィジェットをどうするというのはデスクトップの設計思想に大きく影響するからappleがうまくできるのかは全くわからない。過去の資産が重荷になりそうだ。Misson controlの失敗もspacesとexposeという過去資産が原因だと思うし。こちらも先駆者は辛いよという話。
iOS7への期待
「iOS 7」で予想される全面刷新–アップルとJ・アイブ氏がMySpaceから学ぶべき教訓 – CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/commentary/35031712/
だそうで、全く喜ばしいという感じ。最近のiOSとOSXのデザインは本当にいけてなくて、新しい機能がでる度に失望させられていた。自分が特に嫌いなのはOSXのアドレス帳。あれはスキュアモーフィズムの最悪例の一つだろう。他にもical、ibookなどひどいデザインが蔓延している。Jobsがいなくなって少しはよくなるかと思ったが、さっぱり改善されなくて、ようやく重い腰をあげたということか。
MicrosoftもGoogleもモダンなデザインに向けて急速にシフトしている。iPhoneは時代遅れになりつつある。
まあしかし、appleが他より少し先を行ってしまったために、後続者に研究されているという先駆者としての悩みでもあるわけだが…
Chromium OSインストール
前の話につながって、Chromium OSをVMware fusion上に入れてみた。Chromium OSはChrome OSのオープンソース版(fedora的なもの?すいませんよくわかってません)で、元はソース配布のみである。しかし、えらい人がビルドしたバイナリがあり、VMwareの仮想マシンまで作ってくれているので、ありがたく利用してみた。以下のVanillaと呼ばれるビルドである。
http://chromeos.hexxeh.net/
最初にログイン画面がでるが、ネットワークにつながらないと先にいけない(googleアカウントを使う)。自分の環境(MacBook Pro retina 13inch)では、内蔵の無線LANは認識しない。USBの有線LANを利用し、仮想マシン側につなげることによって、ネットワークにつながった。もしかしたら(素性のよい)USBの無線LANならつながる可能性があるのかもしれない。VMwareから仮想マシンのバージョンをアップグレードするか聞かれるが、アップグレードしないほうがよいというネットの情報があったのでやっていない。
日本語は普通に利用できる。メニューも日本語だし、日本語入力もすぐ使える。この投稿もChromium OS上から行なっている。とはいっても見た目はただ単にChromeが立ち上がっているだけなので、あまりおもしろくはない。Chromeストアは普通に使える。何が使える・使えないというのは未確認だ。ブックマークの同期は行われている。マウスカーソルの動きが鈍い。設定はChromium OS側にもあるのだが、あまり変化がない。VMware側で設定することもできなさそう。この先はあまりなさそうなので、これで終了という感じ・・・
ちなみに上のサイトを参考にUSB起動にもチャレンジしたが、too low memoryのようなエラーが出て起動できなかった。
そろそろAppleを卒業?
最近、社会人学生生活が若干落ち着いたので、最近購入したMacBook Pro(+Windows 8)とNexus 7をいろいろと触ることができて気づいたこと。ハードとしてのMacやiPhoneは良いのだが、その上のOSであるOS XとiOSが時代遅れになりそうというか、チグハグというか、うまくいってないという気がすごくする。
Windows 8は世間ではかなり叩かれているが、問題はOSそのものではなくて、OSに乗るアプリケーションがWin 8のUI設計思想についていけてないところにあると思う。OfficeすらWin 8的でなかったのだから(Office 2013がうまくいっているかは知らない)。Win 8のUIは、MSがタッチを含めた操作体系をかなり研究した結果であるように思える。Mobile系とのシナジーが出て、アプリがWin 8的になってくれば、基本的にはいい方向に向かうのではないか(リソースを食いすぎるのが課題??)。
Androidは以前に比べるとかなり使いやすくなった。ハードとしてのNexus 7はかなりイマイチだけど。OSとしてiOSに負けてる感じはあまりなくなってきた(docomoがiPhoneを取り扱うべきなのかは微妙な気がする)。アプリの品揃えは勝ってはいないが、Androidにしかないアプリも少しずつ増えている(アニメ系とか)。ただ、GoogleはデスクトップOSをどうするつもりなのかはわからない。Chrome OS?それもありかもという気がしてきている。
AppleはレガシーなOSからOS Xへの移行はかなりうまく達成したが、Lionで失敗したと思う。ウィンドウシステムをなくす方向という点ではイマドキになったが、iOS的な要素をうまく取り込むことができなかった。iCloudもうまくいっていないと思う。かなりの軌道修正をしないとMSとGoogleに置いていかれそうだ。資金力があるから可能なのか?でも、この方向性の修正は容易ではないはずだ。今の状況は、Win95が出て、MacのOSが古臭く見えるようになった時期に近い気がする。
最近、開発以外の作業は、9割くらいがChromeで済んでしまう。MacBook Pro Retinaはまあまあ良いマシンだと思うし、開発環境として素晴らしいが、もはやOS Xは自分には必要なくなってきている。
論文管理に悩み中。Mendelayは試したんだけど、多機能すぎてちょっと違うという感じ。pdfが入れられて、クラウドでタグとフォルダがあれば十分。以下の記事が自分の感覚に近そうなので試してみるか・・・ http moneybooksystem blogspot jp 2012 07 dropboxmacyep…
論文管理に悩み中。Mendelayは試したんだけど、多機能すぎてちょっと違うという感じ。pdfが入れられて、クラウドでタグとフォルダがあれば十分。以下の記事が自分の感覚に近そうなので試してみるか・・・
http://moneybooksystem.blogspot.jp/2012/07/dropboxmacyep.html
Win 8でのブラウザ選び
Windows 8で、せっかくならIE10を使ってみようと頑張ったが、結局Chromeに戻ってしまった。最近導入したパスワード管理ツールが、IEだと使い勝手が悪いのと、feedlyがIEで動かないという理由。Firefoxも試したが、Metroモードで動かないのが残念。ChromeはMetroモードのときにタブが表示されるのがイマイチ。全画面モードにするとタブが選択できなくなる(プレゼンテーションモード)。Macではプレゼンテーションモードを解除できるので、Win 8でもできるのかもしれないが・・・