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作者アーカイブ: ggszk

研究のプロフィールを追加しました

このブログは最近は、ほとんど音楽の話題が多かったのですが、自分のお仕事の一つである研究活動の紹介にも使っていこうと思います。ということで、現在の研究プロジェクトと自分のプロフィールのページを作成しました。

YouTubeにチャンネルを作りました – ggszk’s music notes

まだ一つしか動画ありませんが、少しずつソロやアンサンブルを公開、解説などしていこうと思います。
— 読み進める ggszk.hatenablog.com/entry/2020/04/20/001055

ggszkのクラリネットチャンネル

もう一つ出番:オルケストル・フランセ・デュ・ジャポン 第6回 定期演奏会

二月はもう一つ出番あります。ババールの2nd+Bassと牝鹿のBass

オルケストル・フランセ・デュ・ジャポン 第6回 定期演奏会

2020年2月22日(土)夜公演
タワーホール船堀 大ホール(都営新宿線船堀駅下車)

●プログラム
プーランク(フランセ編曲):『小象ババールの物語』
プーランク:バレエ音楽『牝鹿』組曲
プーランク:シンフォニエッタ

●指揮
小松 拓人

次の出番:戸塚区民オーケストラ 第32回定期演奏会

ラフマニノフのバスクラリネットを担当します。

日時: 2020年2月16日(日) 開場13:30 開演14:00
場所: 鎌倉芸術館 大ホール
指揮: 井﨑正浩(当団常任指揮者)
演目: 
ラフマニノフ/交響曲第2番
ニールセン/序曲「ヘリオス」
チャイコフスキー/バレエ音楽「眠れる森の美女」より「バラのアダージョ」「ワルツ」ほか

http://orchestra.musicinfo.co.jp/~TRO/docs/00concert_info.html

Neo4jでグラフアルゴリズム

Qiitaでまとまった記事(全体はこちら)を書いてみようかと思っています。トピックは、

というところが目標。ダイクストラ法までは記事にしてみました。時間を見つけてブラッシュアップしていきます。

Cytoscapeでオートマトンの図を書いてみる – Qiita

Qiitaにグラフ可視化に関連した軽い話題を書いてみました。背景としては、Cytoscape.jsをグラフ(ネットワーク)描画に利用してみたいということがある。

学生にオートマトンなどの計算理論を教える機会があったのですが、そのとき結構面倒だったのが、講義スライドや演習の例題のオートマトンの状態遷移図を書くことでした。結局、PowerPointで作図しましたが、書くときの柔軟性はあるし、それなりにきれいに書けるという点では良いのですが、遷移を表すエッジと状態を表すノードをつなぎ直したり、エッジをちょうどいい感じに書いたりする等が面倒で、かなりの時間を費やしました(徐々にノウハウがたまって速くかけるようにはなりましたが…
読み進める

過去の演奏を(再)公開した

自分はかなり昔から自分の演奏(主にオーケストラのソロ)をインターネットに公開していた。それをまとめなおしてこちら(メニューの”My clarinet recording”)に(再)公開した。始めたころは、まだインターネットの黎明期で、その可能性をいろんな人達が探っていた。これらはそんな時代に、インターネットに音も置いてみようと思って、やったことである。後で結構恥ずかしかったと思ったが、見る人もほとんどいなかったので、それほど気にしてはいなかった。このブログはいろいろなサービスを渡り歩いているので(archiveを見ればわかるが、最初の投稿は1998年11月である)、そのうちにリンク切れしたり、(バックアップしてなくて)音声ファイルが失われたりして、聞くことのできない状態になっていた。しかし、現代はYoutubeやInstagramでプロも普通の人もどんどん演奏動画を公開する時代になった。その変化は驚くべきものだ。そんな時代に自分も、もう一度やってみようと思ったわけである。

再度、公開するにあたって、ファイルの対応が正しいかを確認するために、いくつか自分の演奏を改めて聞くことになった。ひどいな、と思うことも多かったが、なかなかおもしろかった。良くも悪くも、今はもう出すことのできない(少し個性的な)音がそこにはある。うまく説明するのは難しいが、この過去の演奏の中で、一番自分らしいと思うのは、JAO(日本アマチュア・オーケストラ連盟)大阪大会で、西本智実先生に指揮していただいた展覧会の絵である。このころは、自分で言うのもなんだけど、ほぼ思い通りの音が出てた(それが客観的によいかは別問題)。その後、ケガの影響でこのようなfat(あえてrichとはいわないが)なサウンドを出すことはできなくなった。人生で一番評判の良かった演奏は多分、JAO宮崎の不滅なのだが、「当時は全然褒められなかったけど、ケガする前の大阪のほうが全然よかったんだけどな」と自分では思っていた(こうして録音できくと不滅も結構微妙だけど)。

公開するのは、オープン化の精神でもある。プログラムのソースコードを公開するのと同じで、オープンにすると、客観的に自分が見れるし、がんばらなきゃとも思える。いい時代になったのか…は微妙だが。

Neo4jでグラフアルゴリズム:幅優先探索 – Qiita

技術的な記事を投稿しました

グラフデータベースNeo4jを用いた幅優先探索の実装例を紹介する。Neo4jは通常は、Cypherというグラフデータベース検索言語を利用してアクセスする。Cypherは、グラフに対するパターンマッチを容易にすることに特徴があるが、Neo4jにビルトインで組み込まれている探索アルゴリズムを呼び出すことも可能である。よって、Neo4jを利用して幅優先探索を行う場合、自前でアルゴリズムを実装する必要は基本的にはない。あえて、本稿で自前による探索アルゴリズムを実装する例を紹介す…
— 読み進める qiita.com/ggszk/items/f50a0705e45764f13107

グラフデータベースNeo4jをユーザ定義プロシージャで拡張しよう – Qiita

ひさびさに技術的な記事を書いて見ました。

グラフデータベースNeo4jは、主にCypherという独自のグラフデータベース検索言語を使って利用する。最短経路探索などのアルゴリズムはビルトインされている。しかし、せっかくグラフデータベースが使えるのであれば、自分で作ったアルゴリズムを利用したいだろう。直接グラフデータベースにアクセスする方法もあるが、Neo4jにはユーザ定義のプロシージャを組み込む機能が用意されている。その利用方法はNeo4j開発初期のころよりもかなり簡単になっており、Cypherと…
— 読み進める qiita.com/ggszk/items/c15e6e346aef5e19f8ed

牝鹿のストラヴィンスキーからの影響について

牝鹿をやるのは久々なのだけど、前からストラヴィンスキーのパロディのような曲だなと思っていた。だから、フランス的にやるべきだみたいな意見には少し違和感があった(フランス的ってなによ?…というのは別エントリで)。プルチネルラの影響は明らかと思われたが、その一方で作曲年代を考えると微妙?どっちが先?となったので確認してみた。

すると、これはWikipediaに載ってる程度の情報だった。「プーランク自身は、チャイコフスキーの『眠りの森の美女』のヴァリアシオン、ストラヴィンスキーの『プルチネルラ』や『マヴラ』の影響を受けたと語っている」だそうな(アンリ・エル『フランシス・プーランク』春秋社、1993年、40-47ページ)。
ちなみに作曲された時期については、以下の順序になる。

1913:春の祭典
1918:兵士の物語
1920:プルチネルラ
1922:マヴラ
1923:牝鹿(バレエ全曲版)
1928:八重奏曲(ストラヴィンスキー)

ストラヴィンスキーが新古典主義に転向してすぐに牝鹿は作曲されている。管楽器の使い方については、兵士の物語やプルチネルラの影響を強く感じる。マヴラは初めて聞いてみたが、確かにこれもよく似た作風である。また、自分はストラヴィンスキーのバレエ音楽の成功にあやかったのかな、と思っていたが、それはちょっと違うようだ。時代の変化にすばやく反応したとも言えるし、新古典主義に非常に共感したということなのだろう。プーランクからしてみれば、自分の性質に近い音楽がでてきて、これだと思ったのかもしれない。しかし、同じ新古典主義でもストラヴィンスキーはかなりエッジの効いた(若干クレイジーな)ラディカルなものになるのに対して、プーランクが書くと随分と角のとれて聞きやすい音楽になるのがおもしろいところだし、プーランクの(良い)個性なのだろう。同じ不協和音を使うのでもプーランクは調性が基本にあってそれを崩すようなやり方だが、ストラヴィンスキーは最初から壊れているというか、ずっと奇妙な使い方がされていると感じる。プーランクには牝鹿以前にそれほど目立った作品はないから、逆にストラヴィンスキーがプーランクの影響を受けた可能性は低そうだ。

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