N響アワー:庄司 紗矢香 20世紀の名曲を弾く!
N響アワーでリゲティをやるというので、珍しいから見てみた。ヴァイオリン協奏曲(1990-1992)で、ソロは庄司紗矢香である。
リゲティも丸くなったものだ・・・(つうか協奏曲って時点で古いよね)
1楽章は、ライヒ等のアメリカ音楽の影響を強く感じた。音は多いが若い頃のような暴力的なパワーはなく、耳に心地よい音楽だ。2楽章・4楽章はオカリナやリコーダーが登場する。管のメンバーががんばってやっていた。3楽章はまるでベルクみたいだ・・・古・・・。4楽章も叙情的できれいな曲だ。5楽章は少し大変そうだった。カデンツァはびっくりするほど古いけど、演奏はよかった。
西村さんは、「現代音楽とは食べたことがない料理を初めて食べるような、新鮮な体験である」みたいなことを言っていたが、おもいっきり食べ慣れた料理を並べられている感じだ。悪い曲じゃないが、斬新さを期待すればがっかりするだろう。
演奏はソロ・伴奏ともに大変良いと思った。伴奏は小編成のオーケストラである。
クラリネットに顔の分からない人がいた(そんなに特別うまいとは思わなかった)。首席の後任問題があるだけに、誰か気になった。
私もテレビ見ました。
現代音楽関係は得意ではないのでちょっと辛かったです。。
クラリネットは1stを吹いていたのは山根孝司さんですね。N響団員です。Bassは加藤明久さんが吹いてました。2ndは私の友人がエキストラで出演してましたが、たまたまエキストラで出たみたいです。本人の日記を見た限りではかなり大変だったみたいですよ。
コメントありがとうございます。
その2ndの方がわからない人でした。そうか、山根さんが1stなんですね・・・っていうか、Bassが右にいる時点でわからなきゃいけなかったのですが・・・。1stと2ndがかなり独立して動いていたし・・・
> かなり大変だったみたいですよ
楽譜はものすごかったですね・・・